Q3 フラックス残渣で噴流はんだ付けの温度が適正か、どうかが分かるのでしようか?

ANSWER

全てのフラックスに適用できるとは限りませんが、写真a、b2枚の写真を比較すれば目安として分かります。

1.観察のポイントと発生のメカニズム

適正な抜態では、フィレットの失言に残渣が油滴状に残留しています。例えは、はんだバスから基板が抜ける時に溶融はんだは左右のフィレットに分かれますが、この時、フィレットになる部分の溶融はんだはフラックスがなければ大気に露出しますが、レジスト面或いは部品面にあったフラックスが速やかに移動して、溶融はんだを切りながらフィレットの表面を覆って大気を遮断します。このフラックスが皮膜状或いは油滴状になって表面に付着し、次に溶融はんだが接近してもはねのける作用をするのです。

ところがフラックスの量が少ない場合(もともと少なかったか、適正量あったが温度が高くて噴流 面から逃げてしまったかのいずれか)フラックスの動きは悪くなり、接動する溶融はんだに突き破られ、フラックスのないはんだ面が露出してブリッジになります。

写真bの左側では、状態は流動性のあるフラックスとしての働きが失われる段階になっています。フリッジはなくてもこの状態はフラックスの表面が青くなって油状のフラックスの状子は見当たらなくなります。この青色の箇所はIPAで拭くと綺麗なはんだ面が現れるので、はんだの腐食、変色ではありません。

アッセンブリでは部分的にこの色が出ます。その箇所は部分的に温度が高くなっていたか、或いは 部分的にフラックスの量が少なかったかのいずれかになります。

捨てランドのように大きなフィレットを形成する特に、近接するフィレットと溶融はんだの引き合いをします。

もともと、一定の厚みのフラックスであっても、その下の溶融はんだが各々のランドに戻る時、フラックスも一緒に引き寄せます。中間的存在だったフラックスは、その量を減らし青い色に変わります。

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